愉快な日常
□20
1ページ/3ページ
『困った…』
風呂の時間だ…
さすがに男湯に入るわけには…ι
「優?何してるの?」
『郁…いや、お風呂どうしようかと…』
「男湯入りゃいーじゃん」
「ふっ藤くん//ι」
『アホかさすがにそんな勇気ないよ……
あ。』
「どうしたの?」
『いいこと思い付いた。郁たちはお風呂入ってきなよ、じゃ』
「あ…行っちゃった」
「しゃーねー。行くか」
―――――――――――
――――――――
『……』
うん。大丈夫。
なんとかなる
なんだかんだで服を取りに行き、女湯まできた。
『うん。いこ…』
ガラララ…
うわ、女湯だ…ι
いや、女なんだからいいのだけど…
「あれ?」
『はい?』
「みない顔だね〜」
えっと確か隣のクラスの…
蜂谷さん?
『あ、私、今日この旅館に泊まりに来ているもので…』
「そうなんだ〜あ、ねぇあれ見てみ!」
『え?』
言われるがまま後ろを振り返った…………ら、
いきなり後ろから
『ひゃっ//!!』
胸を…揉まれた//
『な、ななな///!!』
「わははっごちそう様!今ね、フロの時間内にどんだけ女子の乳もめっか試してんの!」
『(しょ、しょーもない理由…ι)』
「でもまだ大物を残してんだ――ほら、あそこにいる」
『……黒髪の方ですか?』
「そうそう!」
『……』
いや、あれどっからみてもシンヤだよね?
『や、やめといた方が…』
「まあ見てなって!
コンプリ――…」
途端に勢いよくシンヤは振り返り、長い髪が蜂谷さんの顔面に直撃した
『(だから言ったのに…ι)』
「えっ!!?きゃ――っ!やだ!!誰!?ごめんなさい、大丈…」
「ん!?」
『あれ?』
なんか揺れてなかった…?
こう、ボヨーンって…
「どーしたの?」
「なんかわかんないけどここの床、やけにやわらかいっつーか…」
.