愉快な日常
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『あ、ノートが終わりだ…』
ということで商店街へ買いに来た。
クラスの人に会うと厄介になりそうなので(まぁバレないとは思うけど)男装していった
「ありがとうございましたー」
目当ての物を買い、なんか暇だなー、と思いながら歩いていると前方に知り合いが。
『郁と…花巻?』
なんかめずらしい組み合わせだと思いながらも2人に歩みよろうとした。が
『(待てよ…?これはもしやデートなのでは?)』
それだったら邪魔しちゃいけない、と思いながら左をみた。
すると和菓子屋の前でこれまた見知った顔が。
『ハデス先生、何してるんですか?』
「あ、岩田くん…いや、お茶うけにと思って皆が喜びそうな物を…」
『………で、それはなんですか?』
「ん?マヨ大福だよ」
『…………』
誰が食べんだろ…
やっぱ麓介あたりかな………哀れ
「ん…?あれは…」
するとハデス先生は何かを見つけたようで、そちらへと歩み寄っていった
ので、ついていった(
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「アシタバくん……花巻さん」
「えっ」
「!!」
『げっ(この2人だったのか…)』
「「あ…!!は、ハデス先生!!!と優/岩田くん!」」
「やぁ…偶然だね…今日は2人でど…!?」
『ι!?』
僕とハデス先生は2人に服の裾をガシッと掴まれた
郁はハデス先生、花巻は僕に
「『………あの…これは一体……ι』」
「いえ別になんでもないんですけど…ただ誰かが真ん中にいてくれると精神的非常に助かるというか……」
「(不思議…あんなに緊張して喋れなくて中々近づけなかった岩田にこんな近づけるなんて…今はやすらぎの象徴のようだわ……)」
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