愉快な日常

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キーンコーンカーンコーン


「優、帰『先帰る!!』え?」


すると優は猛ダッシュで学校を飛び出していった



「ι?」

「なんだι?」





───────────
──────



『あ…(いた…!!)』


刀哉は映画館に入っていった

なんかボロいな…



ちょっと入るのに躊躇ったが意を決して中にはいった
















「ハーイいらっしゃい」

「ラッシャーセー」

『……どうも』



中にはいるとそこには

短髪のお姉さんと妙にデカイインコみたいなのがいた



「初めての人だね」

『…ここは?』

「ここはキミの夢を叶える場所」

『夢…?それより、刀哉入りましたよね?眼鏡をかけた黒髪の…』

「いまさっき来た子だね。中にいるよ」

『………』



僕は扉を暫し見つめて手を掛けた


「忠告、しておくけど」

『!』

「キミみたいな純粋な子はここに深入りしないほうがいいと思うよ

席についたら最後、始まる…そこから先は私にも責任はとれない」

『………

大丈夫です…心配してくれてありがとうございます…!!』






そして扉を開けた















『…これは?』


中にはいると画面は白いままで映画はやってない

だが座っている人は皆寝ている



“席についたら最後、始まる…”


ここにいるひとは全員何かが始まっている…?





『………っ!!』



正直にいうと少し怖かったがやはり気になる


僕は新たに意を決して席についた









すると急に眠気が襲い






深い眠りへと堕ちていった




END
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