愉快な日常

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『暴風警報?』







「うん、だから今日は学校休みだって」

『そっかー…どうしようかな』

「優ちゃんもゲームしよー!!」

『頼子ちゃん!んーそうだね〜たまにはいいかも…』

「じゃあさ、ゆうきくんとかずきくんとかんなちゃんも呼んで皆でやろう!!」

『え?う、うん…』


6人でゲームって…
まるでパーティーみたいι(苦笑)



・・・・・・・・・
・・・・・・・

次の日

『えι?』

「ハデス先生昨日学校行ったの!?」

「間違って学校来たヤツがいるかもしれねーからだと。悪天候の中5時間粘ってカゼひいたらしい

すげー重装備だったぜ、バカだよ、バカ」

「………ι」

『なんとなく頭に浮かぶなー…』



ちなみに僕の席は郁の後ろ。
んで右斜め前が麓介。

で、不本意ながら僕の右となりが…


『(美作、何やってんの?)』

「(藤にちょっくらこれを……)」


麓介の背中に貼ろうとしてるのは「バカ」と書いてある紙だった


「アシタバくん!藤くん!岩田くん!うるさいですよ!先生の話聞いてらして?問2の公式は?」

「き…聞いてませんでした…」

「どこの問2か言ってくれないと、先生」

『僕は特に何もしてないんですけど…』

「もうよろしい!


あー…あなたこの間のテストの点優秀だったわね。わかるかしら?問2


花巻さん」

「ふわっ!!?は…はいっ!!」


花巻と呼ばれた女子生徒は驚きつつも返事をし、勢いよく立ち上がった


「えー…ええと………………その………」

「…別に立って答えなくてもよろしいのよ」

「えっ!?そ…そうですよね、はい!座ります………座って……………」


周りの女子はがんばれーみたいなこと言ってる

じゃ、僕も


『花巻ー僕の分も頑張って』

「えぇっ!?は、はいっ」


うん、いい返事


「……?」

「な…なんでしたっけ……?」

『……ι(ガクン)』


ぼ、僕の応援は…ι?
というか先生。

さっき凄い音しながら頭ぶつけてたよ?大丈夫?



「花巻さん〜〜〜あなた本当にあがり性ね。成績はいいのにもったいないわ。そんなことじゃ大人になってから苦労しますよ」


あ、やっぱオデコだけ赤い










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