愉快な日常

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『ごめん、今日は用事があるから先帰ってて』


「(っていわれたか帰ろうと思ってたのに…美作くんにあうなんて…!!)」

「あたりを見渡しても誰もいねーのに………確かに近くからゴツゴツ言う音が聞こえるんだよ」

「………」

「で、おかしいなーって思って外灯の下まで行ってチャリを停めたんだ」

「うん、うん…

………(美作くんも観たんだなぁ…昨日の〔怪談100連発〕ああ…この話オチ知ってるけど言えない…)

「そしたらよ―――…」


―――――――――――――

―――――

その頃の優


「あの…す、好きですっ//ずっと見てましたっ!!よかったら付き合って下さい……//!」

『…ありがとう…気持ちは嬉しいんだけど……ごめん』

「…で、ですよねー//ご、ごめんなさい。時間取っちゃって…」

『ううん、大丈夫。きっと君はいい人見つかるよ(微笑』

「あ…///」

『じゃ、』

「あ、あの…!」

『?』

「一度は振られましたけど…まだ、好きでいいですか…//?」

『……僕は構わないよ(微笑)』

「あ、りがとうございますっ」





『はあー…』

「どうしたんだよ、イケメン」

『なんだよ麓介、それはオマエだろ?』

「生憎俺は一日一回も告白受けないんでね」

『…なんでしってんのさ』

「さあ」

『……

というか僕さ、初めてつきあってくださいっていわれた時いいよっていってさー』

「…付き合ったのか!?」

『何で必死なんだよ。
それがさ、買い物とかにいく付き合うの方かと思ってさ〜
それを郁に言ったらされは恋人になってくださいって言う意味だよっって言われたんだよな〜
それからはちゃんと判断できるようになってさー』

「オマエってなんていうか…天然?」

『うるさい。早く帰れば?』

「あー…じゃさ、一緒に帰んね?」

『いや、でもまだ用事あるし』

「はあっ!?オマエどのくらい告白されれば気が済むんだ…!

…じゃあ待ってるから早くおわらせろっ」

『そういう問題じゃないし

わかったよ、じゃあ校門に先行ってて』

「おー」

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