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「暑い暑い暑い暑い暑い」
「黙れ名無し」
「庵ん家暑い。クーラー付けてよ」
「駄目だ、電気代が勿体無い」
「うわーケチー。私の持ってきた団扇しか無いんだから!扇風機ぐらい買いなよ」
「そんな金は無い」
「ライブやら何やらで稼いでるくせに」
「ぬぅ」
「じゃあはい、団扇で扇いでよ」
「…仕方無い」
「あー、涼しい。極楽だわ」
「俺は暑い」
「はいはい、我慢ね。本気で扇いでよ」
「……遊びは終わりだ!扇げ!冷えろ!そして、死ね!」
「あははははははは!…って、誰が死ぬんじゃい」
「口癖でな」
「どんな口癖だよ。はい、もっと頑張ってー」
(疲れたし暑いが…名無しが喜んでいるから良いか)
→後書き
暑さと言う気候のマジックのせいで、私の頭が可笑しくなった時の代物です。
『遊びは終わりだ!』の所がやりたかっただけなんですけどね。
庵は尻に敷かれないと思うけど、まあ時にはこういうのも良いでしょう。
タイトルは勿論、八神くんの家庭の事情から。
四日市先生が好きでした。誰も知らないか。