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□SNK 目玉焼き祭り
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ヨンソン「やってきました目玉焼き祭り!武力-BURIKI ONE-代表のソ・ヨンソンです」
ドンファン「あなたは目玉焼きに何をかける!?」
ヨンソン「目玉焼きにアレをかける俺って、もしかして異常!?」
ドンファン「そんな悩みや疑問を討論しちゃいましょうって事だ!そして俺は、キム・カッファンの長男、餓狼MOWに出演しているキム・ドンファンだ!」
ヨンソン「はい!みんな自己紹介!」
ロック「…ロック・ハワードです‥」
紅丸「二階堂紅丸だ」
デュオロン「デュオロン…名字はない」
京「てや!KOFの永遠の主人公、草薙京!」
麟「………」
楓「月華の剣士代表の楓です。皆さんよろしくお願いします」
ドンファン「はいよく出来ました。今日はこの8人でお送りします」
京「目玉焼きに何をかけるか、だろ?」
紅丸「たかが目玉焼きと言えど、かけるものは人それぞれだからなあ」
ヨンソン「何気にデカいテーマだよな。じゃあ、まずは一番手!おいそこの金髪イケメンくん」
紅丸「俺か?」
ヨンソン「いやちげえよ!若い方の金髪だよ。君、なにかけてんの?」
ロック「俺!?……なにって、普通に塩コショウだけど」
ドンファン「ちょっと顔が良いからって気取ってんじゃねえぞ」
ロック「え!?別に気取ってなんかねえよ!王道だろ!塩コショウ!」
デュオロン「王道だが…顔に似合いすぎている」
京「面白くねえな。他に何かあんだろ?気分変えての何かがよ」
ロック「…たまにオリーブオイルとか」
京「………」
麟「………気取っているな」
紅丸「同じ金髪として許せんぞ」
ロック「人の食べ方にケチつけんなよ!じゃあお前は何かけて食うってんだよ!?さぞかし面白いんだろうな!?」
紅丸「俺?俺はケチャップだよ」
ロック「…………」
京「紅丸。お前ないわ」
紅丸「バカ言え。ケチャップこそ王道だ」
ヨンソン「目玉焼きにケチャップかけようと思った事がないよな」
楓「ええ、かなりの少数派だと思います」
紅丸「ケチャップがあんまりいない??なんでだよ。オムライスとかにも使うだろ!ごはん+卵+ケチャップは人類普遍の真理なんだよ」
デュオロン「全うな意見のような気がするが、それとこれとは別だ」
紅丸「別じゃねえよ一緒だよ」
ロック「でもまあ、確かに塩コショウよりは面白いんじゃねえの?」
紅丸「俺はウケ狙いでケチャップかけてる訳じゃねぇんだよ」
ドンファン「スクランブルエッグとかオムライスにケチャップは王道だけどな」
楓「そうなると、目玉焼きの王道とは一体…?」
京「はいはいはいはい!俺、醤油派!」
麟「…成る程。日本人のソウル調味料か」
ドンファン「確かに一番は醤油かもな」
デュオロン「何にでも合う」
京「生姜醤油とかも美味いぜー!バター醤油もたまにやる」
ロック「バター醤油はちょっと興味あるな」
楓「僕は生姜醤油が美味しそうだと思います」
京「是非ともやってみてくれ。味は保証するぜ」
紅丸「醤油と言やあ、ソースだよな」
ヨンソン「フライに醤油かけるかソースかけるかで真っ二つに割れるしな。永遠のライバルだ」
京「そうだよな。おい、誰かソースかけるヤツいねえのか?」
デュオロン「……俺だ」
楓「…意外ですね」
ドンファン「そもそもお前、目玉焼き食うのかよ?何も食わないような顔してるくせによお」
デュオロン「よく食べるが、やはりソースが美味い」
ロック「想像できねえ」
麟「…流石だ、三太子」
紅丸「ソースってあれだろ?野菜とか煮込んで作るんだろ?どうせトマトも煮込んでるんだろ?ケチャップと一緒じゃねえか!」
デュオロン「全然違う…」
京「お前、一回ケチャップから離れろ」
紅丸「俺は納得してないぞ!」
デュオロン「ソースは、お好み焼き風で美味い。サラリとしたソースも良いが、お好み焼きソースのようなとろみがあるものも良い」
京「確かにお好み焼きに卵入ってるもんな。合わない訳じゃねえと思うけど、俺はやっぱり醤油だな」
ヨンソン「デュオロンからお好み焼きと言うフレーズが聞けると思ってなかったぜ…」
楓「全国でアンケートを取ったとしたら、醤油とソースが大半を占めるでしょうね」
ヨンソン「待てよ。アンケート取ったら醤油とソースとマヨネーズが争うだろ」
楓「えっ!?」
ドンファン「あー、どこにでもいるよな。何にでもマヨネーズかけるヤツって」
ヨンソン「何だよ?マヨネーズは全世界で親しまれてるんだぜ?多分」
紅丸「卵に卵かけてんじゃねーぞ」
ヨンソン「卵だけじゃねえだろ!マヨネーズはもっと何か入ってんだろ!目玉焼きに生卵かけてるみたいに言うなよ!」
麟「実際にそうだ…」
楓「あ、あの、でもマヨネーズは一時期ブームが来てましたし、かけられている方は多いかと…」
デュオロン「ソースとマヨネーズは合うが…単体ではな…」
ヨンソン「さてはお前ら、目玉焼きにマヨネーズかけた事ねえな?だから反対するんだろ?」
京「いや、そもそもマヨネーズだけかけようとは思わねえよ。何かにマヨネーズをプラスする事はあるけどさ」
ロック「せっかくの卵がマヨネーズで消されそうだし」
ドンファン「お前、ご飯にもマヨネーズかけて食うだろ?」
ヨンソン「やんねえよ!バカにしてんのか!?」
紅丸「何にでもマヨネーズかけるのは体に悪いからな。感心しないぞ」
デュオロン「他に一風変わったものをかける人はいないのか?」
ドンファン「ごまドレかける俺は異端だよな?」
麟「………ごまどれ…?」
ドンファン「ごまドレッシング」
京「何でんなけったいなモンかけようと思ったんだよ?」
ドンファン「俺んちに業務用のごまドレがあってさ、何にでもごまドレかけてるんだよ」
楓「胡麻は体に良いと聞きますからね」
ヨンソン「お前こそ白飯にドレッシングかけてんだろ?」
ドンファン「一緒にすんな!お前とは違うんだよ!」
ヨンソン「俺だってしてねえよ!」
紅丸「喧嘩すんなよテコンドー組」
ロック「ドレッシングはサラダだけにしといた方が良いよな」
デュオロン「しかしドレッシングとは中々面白い」
ドンファン「ごまドレじゃなくても美味いと思うぜ。今のドレッシングは具も入ってるし」
京「なあ。ずっと気になってたんだけどよ、楓」
楓「は、はい。何でしょう?」
京「お前、江戸時代か何かだろ?目玉焼きってあるのか?」
楓「……ありますよ。そう言う事にしておいて下さい」
麟「卵はあるが…フライパンはない」
ヨンソン「そうだよな。何で焼くんだ?」