いつも誰かに護られている僕は だから僕は 弱いまま
必然だった全てを終えて
悔しさともどかしさを この手に握り締めたまま
君に気付かれぬように
吐き出された言葉 廻り眠れぬプライド 過ぎ去る鐘の音
監獄の時 囚人のような
餓えた世界が 僕を覆いつくした刹那
虐殺の衝動 駆られる戦慄
抑えるために 鎮めるために
目を閉じて 耳を塞いで 外の世界を拒絶して
隣に君がいる 僕の孤独世界
この手が この目が この声が 君の返り血を求めて震える
地を劈くような、悲鳴のような
叫び声が僕を呼ぶ
君と僕との境界線
僕を見る君の瞳は まるで僕を忘れたように