銀総受け・主に土銀
□君を思えば…
1ページ/7ページ
いつも終わらない血の悲劇。血が目の前で飛び交う。
嫌なほどに…
目の前は血と見えない終り。
いつも君と一緒にいるけど果てしないこの戦争に悲しく感じる。
君はどう思う?
君を思えば…
「はぁ…」
また今回も天人の血を浴び、何体か殺してきた。
怪我はなかったものの、高杉はお怪我を覆っていた。
「大丈夫か?」
「これくらいどうってことない…」
これくらいって…片目から血が流れるいるのに、どうでもよくない。
「どうでもよくないだろ!いいから診せろよ…」
心配なんだ…俺は…高杉がいないと…
銀時は何故か心が苦しくなった。自分の怪我を放っておこうとする高杉が不安で…
「お前は本当に母性本能がすぐでるな…」
「うるせぇよ…黙って手当てされてろ」
別にお前だからっていう理由で母性本能が働いている訳じゃない。
心配だから…
お前が死んだらって考えると悲しくって…大切にしなきゃって…
いつも考えて、愛しくなるから…