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□after episode 9
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ベッドサイドの隙間からしばらく使ってなかったモノを取りだした。
ｙ「ただし、コレ、使ってヤるのは我慢しないよ」
ゴムの袋を水城に渡した。
ｙ「今日は水城がつけて」
「え？」
ｙ「もう勃ってるから」
「…っ」
水城の手を導く。
何度もシてるのに恥じらう姿はたまらない。
ｙ「俺も気をつけるけど、水城もしてくんないと」
「う、うん」
ｙ「ほら、脱がせて」
「っ」
瞳を伏せながら俺のズボンのボタンに指をかける。
少し指が触れただけでクる。
ｙ「リビングとか洗面所にも用意しておかないと」
「え」
ｙ「ベッドまで取りに戻るなんて無理」
「…ベッドですればいいじゃない」
ｙ「そこまで我慢できないって言うのは誰？」
「…」
袋を破き中身を取りだした。
俺と水城を隔てる0.01ミリ。
数カ月ぶりの壁。
ｙ「っ…」
「…ごめんね」
俺につけながら水城がつぶやいた。
こんな顔の水城は見たくない。
ｙ「つけてるの忘れるくらいよくしてあげる」
俺が見たいのは
「ユキ…っ、あぁんっ…」
ｙ「はぁ…っ」
俺に感じて蕩ける水城だから。
ワールドツアーまで残り半年。
俺だけの水城をもっと見せて。
→あとがき