白黒羽扇


□寝物語 〜孔明と仲達の場合〜
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「ん…諸葛亮……さ…き…くちず…」
「(口付け!?)」

ガバッ!

「……っ!んーっ!んんんーー!!」
「……」
「…ぶはっ!ひ、人が寝ている時に何をする!?」
「貴方に(寝言で)口付けを求められたものですから」
「誰が求めたりするか馬鹿めが!(その様な夢など見ていないはずだが)」
「そうですか…残念です」
「くっ…貴様のせいで目が冴えてしまったではないか」
「では、子守唄でも唄って差し上げ…(あっ、もしや、先程の寝言は…?)」
「貴様の子守唄なぞ、余計夢見が悪くな…(はっ!そういえば、夢の中で諸葛亮が何かを口ずさんでいたような)」
「……」
「……頼む」



「〜♪〜〜♪」
「(くっ…貴様の下手な唄で誰が寝るか。大人しく寝てやるものか)」
「〜♪〜〜♪(目をギュッと瞑って…何とまぁ可愛らしい)」
「(しかし、この唄…どこかで耳にしたことのあるような)」
「〜♪〜〜♪(あ、寝返りを…顔が見えなくて残念です)」
「(…心地よくなどない、眠くなどならな…い……け…っして……)」
「〜♪〜〜♪(おや、寝てしまいましたか)」
「………zzz」
「ふふ、おやすみなさい、司馬懿殿」(後ろから抱きつき)


(おわり)


うーん…日本語がおかしい…;(いつものことか)
ちょこっと修正してみました。
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