白黒羽扇
□日記内妄想
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【もし、諸葛亮が風邪で寝込んだら………】
「うーん……」
「(くっ、もう汗だくではないか。先程着替えさせたばかりだというのに)」
いつものツンツン振りはどこへやら、文句を言いながらも見舞いに来ては甲斐甲斐しく看病する司馬懿。
「あ……司馬懿ですか。来て下さったのですね」
「まだ熱は下がらぬようだな。着替えられるか?」
「ええ……」
司馬懿に手伝ってもらいながら、汗を拭いて着替える諸葛亮。
「(いつもは年中盛っている奴だが、さすがに弱々しく見えるな…このまま消えてしまいそうな)」
「すみません、司馬懿」
「いや………。ゆっくり休め」
「はぁ……司馬懿の手、冷たくて気持ちいいです」
「は、放せっ。桶の水を替えてくるっ」
「もう少し、側にいてもらえませんか?」
「……少しだけだぞ」
「ありがとうございます。あと、もう一つ」
「なんだ?」
「よろしければ、裸になって私の隣に…うぐぼォッ!!!」
「帰る!!!一生、風邪引いとけ、馬鹿めが!!!」
(新年早々…軍師二人なのにアホなやり取りですんません;)
2009.1.3の日記より