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□言い訳はきかない
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「今晩、じっくり聞いてやるぜ」なんて言われてたのに、黙って帰ってきちゃって怒ってるかな…

わたしはもやもやした気持ちを落ち着けたくて、教員寮に戻っていた。

すっかり外の景色は暗くなっていて、部屋につくと電気もつけず玄関に座り込んだ。


「…ずいぶんと遅かったな。」

暗闇に慣れた目で振り返ると、ベットサイドの灰皿には吸い殻の山。

そして苛立った声の主がベッドに腰掛けていた。

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