冬の終わりまで後少し…

「あ〜終わんないよ!」

『自業自得だよι』

私の前で愚痴をいいながら勉強しているのが火原。
私がその勉強に付き合ってるの。

「だってね俺も忙しかったんだよ??」

『忙しかったって…どうせトランペット吹きまくってたんじゃないの?』

「ぎくっ!ι」

『はぁ、図星……しかたないから手伝うよ』

「本当っ?」

『うん。だから早く終わらそ』

「今度何か奢るよ」

『ありがと♪…ねぇ、終わらなきゃいいのにね、冬』

「うん。冬は好きだからな〜」

(意味分かってないしι)

「??」

『まぁ、いいや早く終わらそ!』


【一緒にいたいと思う気持ちを気付かない火原であったι】

END☮

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