綱溺愛

□-初恋-
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群れるのが嫌い。
人と馴れ合う事が嫌い。
そんな僕が初めて愛した人はもう既にほかの男のモノだった…




気が付くといつもきみのことばかり考えていて、気が付くといつもきみを目でおってる。


ああ…僕は知ってる。
この厄介な感情の名を。


…これはきっと"恋"




沢田綱吉のためなら僕はなんだってできるよ。きみが望むならきみが僕に笑いかけてくれるなら…この命を捧げたっていい
きみの楯になって死ねるのなら正に本望。



不思議だね。以前の僕なら考えられない感情。
きみを想うだけでこんなにも幸せ。きみを見てるだけでこんなにも僕は満たされる。


そのはずだったのに…。

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