刹那連鎖

□魔法使いと死ぬ気の炎〜ホグズミード〜
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冬が近くなり、いよいよ第一回目のホグズミード村行きが決まりハリー以外の全員が受かれていた。
もっとも、6人はイマイチピンと来ていないのか、「楽しみだなー……」程度の反応だったが。




そして、ホグズミード行き当日。

6人は着いてすぐ、『三本の箒』に入った。

でがけにリボーンから伝言があったからだである。



「てめぇらホグズミードに行くんだろ?バタービールっつー飲み物があるらしい。買ってこい」



なぜ知っているのかとか、命令形で偉そうだなというツッコミはスルーしていただきたい。
ちなみに、ルーピンから譲り受けたとかそうでないとか。


まぁ、なにはともあれそれが理由でこの場所に来たわけで。

綱吉達が入っていくと、ホグワーツの生徒たちは勿論、中で会話をしている大人達まで綱吉達の顔に目を向け、顔を赤らめた。

そんな人達の姿を見て綱吉がずれた発言をする。


「風邪、ここでも流行ってんのか……。皆気を付けろよ?マフィアが風邪で寝込むって、何か情けないぞ」

「……確かにそうかも……。でも、皆引いちゃうなんてタチの悪い風邪……」

「そうだね。それにしても軟弱だよ。揃いも揃って風邪を引くなんて」

「同感です。ご自分の体調管理くらいはしっかりすべきでしょうに」

「つーか、10代目に万が一うつりでもしたらどうしてくれんだよ!」

「ははっ、落ち着けって獄寺!ツナなら大丈夫だって。なーツナ!」
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