06/09の日記
16:35
書きたいって思いたい
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ここのところ更新のたびに毎度「ご無沙汰してます」というご挨拶ばかりしている重です。
まったく書けなくなって本当に困っております。はい。
最近何をしているかといいますと、夏鰤をFamous Writerからティラノスクリプトへ移植中です。
このティラノさん、ビルダーがあるのですごく楽ちん。
視覚的感覚的に作れる上、ブラウザにもアプリにも対応している優れもの。
鰤夢改め『さかなぎ。』の本編もこちらで作る予定です。
で、以前にお知らせしたようなしてないような、まあ鰤夢からとあるキャラを諸事情からお墓に入れなければならなくなった都合上、シナリオも書き直しを迫られる部分が多々あり、手直しをしているわけなのですが、これがまあ進まない。
まだ恨んでるんだなあ、私。
恨みは誰も救わないと分かっていても、この憎しみは消せないと思います。
まあ、それだけではなくて、毎日の生活のなかであまりに自分の言葉と気持ちを殺しすぎて何も心になくなってしまったことが、このスランプというか、書けない原因だということに気が付きました。
なので作品の更新は難しいですが、しばらく日記を復活させてみたいと思います。
昨日、Twitterの方で話題になってたたくよ公式にもまだ行けてない……行く気力がなかなか持てない。
明日の日記では「見たよ!」って言えるように頑張ります。
以下、リハビリがてら散文。
『6月9日、雨』
スケジュールをチェックしながら、ふと今日が中学校の時に好きだった男の誕生日だったことを、ふと思い出した。
ここ数年、名前すら思い出さなかった人間の誕生日を気にするなんて、なにか虫の知らせのような因縁があるのかしらとも思うけれど、きっとそんなことはないのだろう。
レモンイエローのカーディガンは霧雨によって肌に張り付き、それが少し物憂い。こんな日は早く帰って、お風呂に入りながら昔好きだった小説でも読んでいるのがいい。風呂桶のふたにソーダ割りの梅酒とチーズとナッツでも添えて、のんびりしたい。
今年は梅酒を漬けないから、来年は飲めないだろう。
長年の夢だった一人暮らしを、この年末にようやく実行できる見込みなのだ。東京に出てきて数年で増えた荷物は、ここ二年ほどで半分になった。買い集めた本のほとんどは売り払い、あるいは廃棄し、この先どうしても手に入らないであろうコバルトの絶版本だとか、廃刊になったレーベルの書籍だけが手元に残っている。
ひとりで生きるのにはそれで事足りる。
それを寂しいと思うのは、ただ私の弱さなのかもしれない。
それでは、また明日。
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