ロック受話A

□毒
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「えーと・・・ロック=コールさんですね」
「・・・・・」
白衣姿で眼鏡かけた俺は、完全にお医者さん気分。
聴診器を首に下げ、カルテまで持ってる。
どう?結構サマになってるでしょ?
「職業は、ど・・・トレジャーハンターですか」
普通に間違えるとこだった。
「お前、いま」
「今日はどうされましたか?」
割り込む声を遮って、患者に向き直る。
・・・なに、この患者さん。
物っ凄い呆れた顔。
「てめーがどうかしてんだろうが」

「・・・・・もうちょっと乗ってくれてもいいじゃん」
「アホらしくてやってらんねー」
せっかくこの日の為に、医療器具揃えたのに。
「わざわざこんな小細工までしやがって」
ロックが横のついたてを蹴る。
ああやめて、セッティング壊さないでよ。
「えっちしたいんなら、そう言え」
今からするってば。
お医者さんごっこのついでにね。

「はーい、聴診器当てますよー、上着めくってくださーい」
って無理矢理俺がまくる。
「・・・っ、悪いとこなんてねえよ!」
ロックが怒って俺の手を払い除ける。
もう、ほんと強情なんだから。
「ロックは今、患者さんなんだからね?」
医師に逆らうなんて、あとで酷い目に遭うよ?
「てめーいくつだ!」
「27歳」

ロックが一瞬真顔になったあと、不気味に笑い出す。
「・・・なんでこんな変態が国王なんだろうな」
そういうこと言わないの。
「ああもう、好きにしろよ」
あれ?怒ってないみたい。
やっとその気になってくれたんだ。
「ほら、エロいことすんだろ?」
ロックが片手でタンクトップまくって、胸をさらけ出す。
美味しそう、・・・じゃなくて。
「じゃあ診察始めようか」


改めて、ロックの胸に聴診器を当てる。
「あ、心臓ってどっちだっけ?」
「おい、どんな医者だよ」
撫でるように聴診器を移動させると、ロックがくすぐったそうに上体を揺らす。
「なかなか心音、聞こえませんねえ・・・」
ほんとは聞こえてる。
ロックの心臓の音、結構早いね。
俺にエッチなことされるの、期待してるの?

「あっ・・・」
聴診器が乳首に引っ掛かって、ロックが思わず声を洩らす。
「変な声出さないでください」
「うわ、ムカつく」
そしてまた聴診器で突起を弾く。
「んっ、あ・・・!」
ロック、感じてきてるね。
「ロックさん、真面目に診察受けてくださいよ」
「てめーのせいだろ!」
ロックの顔、ちょっと赤い。
可愛いからもっと苛めちゃお。
わざと先端を掠めたり、聴診器の表面で乳首を押し潰す。
「あんっ、あ、・・・んっ!」
そのたびに濡れた声が洩れて、乳首が勃ってくる。
舐めたい・・・・・・、でも俺は今医者だから、我慢しなきゃ。

充分に乳首を苛めてあげると、俺は満足して聴診器を離す。
「ロックさん、貴方の病名が判明しました」
「ん、はあっ・・・、なに?」
乳首弄られただけで、そんなにハアハアしちゃって。
「ロックさんは前立腺肥大症の疑いがあります」
最初からそう決めてたんだけど。
予想通りロックは怪訝な顔。
「んなもん、聴診器だけでわかるわけねーだろ」
俺は天才医師って設定だから、わかるの。

「これから精密検査を行います 下だけ脱いで、そちらのベッドで横になってください」
ご丁寧に、診察用のベッドも設置。
ロックは嫌そうに下を脱ぎ始める。
「結局、普通にえっちすんじゃねーか」
「違うってば」
さっき乳首弄られたせいで、ロックの前が少し勃起してる。
ほんと感じ易い身体だよね。

「まじやってらんねー」
ロックが渋々ベッドに寝転んだ。
俺はその足元に立って、ロックの膝を割る。
「それでは中、調べさせていただきますね」
一応医者っぽく、ゴム手袋着用。
潤滑剤もたっぷり指に取ると、蕾にグチュリと捻じ込む。
「あんっ・・・!あっ・・・」
ロックが淫らな声を出した。
「もうちょっと奥まで入れますよー」
俺の指がズブズブと奥まで入って、ロックの前立腺を撫でる。
「やんんっ!や、や・・・!」
前立腺の病気だから、念入りにここ、調べなきゃね。

俺はひたすらに、ロックの悦いところを突く。
「あっ、ああ・・・、あん、あんっ!」
ロックの前、大変なことになってるね。
「指診してるだけなんで、勃てないでもらえますか?」
「無茶・・・、言うなっ、馬鹿!」
涙声で悪態つかれると、すっごいそそられるんだけど。
時々前立腺から指を離して、中をぐちゃぐちゃに掻き混ぜる。
「ああんっ、あ、・・・や、エドガー・・・!」
それ、なんか違う。

「私はエドガーではありません」
「おま・・・、何、言ってんの?」
ロックは息も絶え絶えに、当惑した表情。
「俺のこと、先生って呼びなさい」
「だ、れが・・・、んなこと・・・!」
えー、別にいいじゃん。
お医者さんごっこなんだから。
「ほら、センセイって呼んで?」
ぬるぬると後ろを擦り付ける。
「や、やだっ・・・!呼ばねーよ!」
ふーんだ、つまんないの。
それなら、呼ばざるを得ない状況にすればいいんだね。

俺は採血用の駆血帯で、ロックの茎の根元を縛り付ける。
「あっ、馬鹿っ!ほどけよ・・・!」
ゴムだから、痛くないでしょ?
「どうしたら解いてもらえるか、わかるよね?」
にっこりとロックを覗き込む。
「死ね!ヤブ医者!」
ロックが本気で怒って俺を睨んだ。
でもヤブ医者って、結構いい響き。
「検査中に、はしたないですよ」
先走りにまみれた茎を、厭らしく撫で付ける。
「ひんっ、ひ・・・!やめ、ろ・・・」
嘘、やめて欲しくないくせに。

前も弄りながら、再び後ろに指を咥えさせる。
「やあんっ!いやっ、や、やだあっ!」
潤滑剤と先走りが交じり合って、ロックの後ろ、ぐちゃぐちゃ。
ロックは身体を捩って快感に悶える。
「じっとしていなさい」
俺の楽しそうなことといったら、もうね。
鈴口と前立腺を攻め立てると、ロックの腰が跳ねる。
「あんっ、あんん!・・・変態、変態っ!」
それでもロックは先生って言わない。
言わなきゃいつまでたっても解いてあげないよ。
「指だけじゃ、イマイチ症状がわからないですねえ」
あらかじめ用意していた台詞。
俺はロックの下肢から手を離し、ゴム手袋を捨てる。
「もっといいもので調べてあげましょう」
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