ロック受話@

□夜
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おのれ、大臣のヤツめ。
こんな日に限って、山のような仕事を渡すことないだろ。
「まーだー?」
「すまない、あと少しで終わる」
せっかくロックが泊まりに来ているというのに、俺はひたすらデスクに向かっていた。
『明日までにお願いしますね』、とか無茶言うな。
いくら有能な俺でも限度ってもんがある。
ロックは暇そうに、カパカパとワインを空けていた。
俺だってこんな面倒な仕事など早く片付けて、ロックとイチャイチャしたいのに。
「あ」
しまった、またやり直しだ。
資料を手に取って照らし合わせると、些細なミスに気が付いてイラつきが増す。
こんなんやってられるか!
俺はデスクの上の書類をばら撒きたい衝動に駆られた。

「終わりそう?」
ロックが後ろから覗き込む。
「ちょっと待ってなさい」
「さっきからそればっかり もう聞き飽きた」
ロックは背後から、俺の体に腕を絡ませて邪魔してくる。
「やめなさい」
「やだ」
肩口に顎を乗せると、俺の耳を啄ばむ。
「コラ・・・」
頼むから誘惑しないでくれ。
今日はそれどころじゃないんだ。
ていうかロック・・・なんか積極的すぎないか?
「エドガーがしてくれないなら、俺がする」
少し酔いの回った口調で不満そうに呟く。
ロックが後ろから離れ、俺とデスクの間に入り込んだ。
肩に手を置いて体重を掛けると、キスしてくる。
「んん・・・」
ちょっと酔っ払いすぎだろ。
こんなロック見たことない。
「エドガーは、仕事してていいよ」
唇を離して意味深に笑うと、デスクの下に入り込んだ。
「ロック・・・?」

ロックの手が俺の下肢に触れる。
おもむろに俺の前を寛げると、男根を取り出した。
俺のそれを両手で掴んで、ぴちゃぴちゃと舌で舐め始める。
「ッ・・・・!」
酒のせいで上気した頬。
そして俺のそれを舐める赤い舌。
神さま・・・今日に限ってこれはないだろ・・・。
「エドガー、・・・気持ちいい?」
上目遣いで聞いてくるロックに欲情した。
もう仕事どころではない。
というか、今はロックの事しか考えられない。
「ああ、ロックのくち、気持ちいいよ」
ロックはその言葉を聞くと、濡れた唇で俺のものを咥え込んだ。
「んっ、んっ・・・・」
ロックのたどたどしい口の動きに、俺のそれははちきれんばかりだ。
潤んだ瞳で、苦しそうに咥える。
ああもう、ヤラシイなあ。

「ロック、上手だね」
髪に手を入れると、梳くように撫でる。
そのままロックの胸に手を這わせて、服の上から乳首を弄ってやる。
「んんっ!んーー!」
体をビクッとさせて、俺のを咥えながら喘ぐ。
先端を突付くように何度か軽く叩くと、堪え切れずに俺のものから口を離した。
「あ、あっ、」
俺のそれを握り締めながら、快感に酔う。
こんなに感じちゃって、可愛い。
「意地悪しちゃ、や・・・」
そういう男心をくすぐる言葉を言わないで欲しい。
俺の理性が抑えられなくなるだろ?
椅子を後ろに引くと、ロックの両脇を取って正面から抱き起こす。
俺の前に立たせて腰を引き寄せた。
「もう脱いじゃおっか」
ズボンの釦を外して下着ごと脱がせた。
すでに勃ち上がり、蜜を零すロックのそれが顔を覗かせる。
そのときの俺ときたら、顔が緩みっぱなしだ。
「俺のを咥えただけで、そんなに濡れちゃったんだ」
手を添えて軽く動かすと、可愛く声を洩らす。
「あっあっ、あんっ、あんん!」

ロックはもう、エロモード全開。
「あっ、あんっ!や、やだぁ・・・」
そこを指で弄られて、立ったままの足が震える。
ロック、そろそろ崩れちゃいそうだな。
俺はロックを横抱きにして運ぶと、ドサッとベッドに押し付けた。
ロックはハアハアと熱い息を吐いて悶える。
「エドガー・・・・も、我慢できない・・・っ」
体をよじらせて俺を誘う。
余りの痴態に、俺は唾を飲み込んで眺めているだけだった。
待ち切れなくなったロックのはしたない手が、己の股間をまさぐっていた。
うわああ!それ、エロすぎるから!
「あっ、あん、あっ!」
自分の指に感じて、ロックは声を上げる。
このまま眺めてるのもおいしいけど、・・・・ちょっといじめちゃおうかな。

とりあえず、そこを触っていたロックの手を取る。
「あっ、エドガ・・・」
「すっごいびしょびしょ」
先走りの液まみれになった指を、嫌らしく舐める上げる。
ロックが恥らって小さく震えた。
大きく足を開かせて、濡れた先端の窪みをを指で突付く。
「あんん!あ、あ」
「自分で弄っちゃダメでしょ?」
「・・・ごめんなさい・・・・・・」
勝手なことを言う俺に、なぜかロックが謝る。
ああもう本当に今日は素直で可愛い。
いつもの悪態吐きながらヨガるロックも可愛いけど。
俺は顔を落として蕾に舌を這わせた。
「ひっ!」
グショグショに濡らして、中を侵す。
「あ、あ、んんっ・・・!」
ゆるい快感に、ロックが腰を揺らした。
「入れて欲しいの?」
そこから顔を離すと、腿を撫でながらロックの顔を覗き込んだ。
ロックは恥ずかしそうにコクリと頷いて、顔を赤らめる。
ヤバすぎるってばそれ。

ロックの腰を掴むと、俺は昂りを中に挿し込んだ。
「ふあっ、あっ、・・・んんっ!」
舌で解しただけのそこは、相変わらずキツい。
口付けると、甘えながら俺の首に手を回す。
「んっ、んんん・・・」
それがあんまりにも可愛くて、つい俺の中の加虐心が疼く。
タンクトップの上から、勃ち上がった乳首を苛める。
「んあっ!あ、あっ」
両手で摘んでクリクリと捏ね回した。
布に擦れて気持ち良いのか、ロックが泣きそうな声を出した。
「ひんっ、や、いやっ!・・・あんん!」
「今日はここだけでイっちゃおうか」
「や・・・やだ・・・!」
ロックが目を潤ませて、イヤイヤする。
俺はロックの陰茎をスルリと撫でて言葉を続けた。
「ここも、もう限界みたいだしね」
「あんっ!あ・・・いやっ、うごいて・・・っ!」
ロック泣きそう。
でもダメ、動いてあげない。
こんなに可愛いロック、滅多に見れないもん。

片方の乳首を指で挟んで、下から優しく擦り上げる。
反対側はキツく吸って、歯を立てた。
「やんっ、・・・や、やだあっ!」
激しく浅い快感に、ロックが堪え切れずに涙を零す。
俺のものを飲み込んだそこが、やわやわと中を締め付けた。
ロックのそそられる泣き顔に、危うく熱を絞り取られそうになる。
「ロックの中、ヤバイ・・・」
なるべく先端を擦り付けるように指で弄り、舌でえぐった。
そうして暫く同じ動作を繰り返すと、明らかに声色が変わった。
「あっ・・・あんっ、あ、だめえ!」
切羽詰ったように、フルフルと頭を振る。
「ここ、ダメなの?」
ロックの手が余裕なさそうに、俺のシャツを握り締めた。
「あんんっ、あんっ!あっ、出ちゃうっ・・・!」
ロックがビクビクと体を震わせると、俺の腹に熱い液を放った。

乳首を弄られただけで、ロックは達してしまった。
その事実が、俺の欲望を駆り立てる。
「ほんとにここだけでイっちゃったんだ、可愛いね」
ギュッと果実を摘んで、熱を呼び覚ます。
「ひっ!あ、・・・やめてっ」
絶頂を迎えたばかりのロック体が震える。
「今度はこっちで気持ち良くなろうね」
俺はロックの腰を掴むと、ガクガクと揺すぶった。
「あああっ!いやっ、いや!」
ロックのそこが俺に絡み付いてくる。
中がとろけそう。
「あんっ、あんっ、エドガー・・・!」
快感に泣きながら俺の名前を呼ぶ声が、たまらなく可愛い。
思わずロックの勃ち上がったそこを掴む。
「ひんんっ!ひっ、やだっ!」
ぐちゃぐちゃに扱いてロックを追い込む。
余りの気持ち良さに、厭らしく揺れる腰が卑猥すぎる。
ロックの中に何度も突き入れて、欲望を満たした。
「エドガッ、あんっ!・・・俺、もぉ!」
ロックの声が極限に達する。
俺は最奥を突き上げると、ロックが泣き叫びながら射精した。
「あ、あ・・・」
そのまま中を擦り付けて、俺も熱を吐き出した。


「エドガー様、大変お疲れ様でした」
俺は徹夜明けの不機嫌な顔で、大臣にそれを渡した。
あのあと残っていた仕事に取り掛かり、明け方にようやく仕上げた。
酷い夜だった・・・。
静かに寝息を立てるロックを恨めしく見つめると、八つ当たりのように抱き付く。
「・・・・重い・・・・・・」
ロックが夢うつつに呟いた。
もうロックのあんな姿は当分見ることができないだろう。
どうせなら、飽きるまで抱き合っていたかったのに。
神さまは本当に無慈悲だ・・・。


fin
2008.04.20
乳首責めor言葉責め?
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