短編

□今日くらいは特別に
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こっそり襖を開けて見てみると俺の予想は当たったようだ。
かなり疲れた返した土方さんが自室に向かっていた。
俺は土方さんが廊下を歩く音が無くなるのを確認して、さっき作った鯉のぼりをポケットに入れて静かに調理場へケーキを取りに行った。






ケーキを持った俺は土方さんの自室へと移動し


「副長、お仕事ご苦労様です。入っても良いですか?」

襖の前に立ち、声をかけた。
すると、向こうから

「山崎か?入って来いよ」

返事がしたから襖を開けて部屋に入った。
「失礼します。」
「あぁ・・・て、山崎お前、何持ってんだ?」
俺はその時、白い箱を持っていた


「とにかく、開けてみて下さい!」
「あ、ああ」

俺が土方さんに箱を渡すと土方さんは箱を開けた
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