短編
□俺の気持ち
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昔、共に戦った同士なら理解してくれるよな・・・?
俺はいつの間にか自分にも言い聞かせていた
「ヅラァ、オメェに1つ良いこと教えてやる・・・誰にも秘密だ。耳貸しなぁ」
そう言うと高杉は俺を自分の側に寄せ
「国を守るぐれぇなら、俺は一生ヅラを護ってやるさ・・・」
と、俺の耳元で囁いた・・・
俺は高杉のその言葉に疑いを掛けるかの様に問い質す
「貴様のその言葉、本当だろうな?」
「ククッ・・・オメェが嘘だと思うなら、それでも構わねぇ・・・だがなぁ、俺は本気で言ったつもりだ。信じる信じねぇなオメェ次第だ。」