短編
□俺の気持ち
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「俺はオメェなんかと考えが違う・・・今の俺はただ、この腐った世の中をこの国を壊すだけだ・・・」
貴様がそう思うのであれば仕方がない。
だが高杉、その言葉は俺には松葉先生を奪われた逆恨みの言葉にしか聞こえんぞ。
「高杉、貴様がどう考えようがそれは貴様の勝手だ・・・・・・だが俺は、その考えは間違えだと思う。
俺が何の為に、誰の為に、そうしているか分かるか?」
「さぁなぁ・・・」
「俺が剣を取るのは松葉先生を奪ったこの国に敵を打つためだ。貴様な分かるだろ・・・?」