短編
□Coming of spring
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俺はコイツを・・・・・・
銀髪に紅い眼の男が許せねェ
いつもいつも俺の先を行く
どんな時でも余裕ばかり見せやがって
いつまでもそんな態度でいたら、俺はお前から直ぐに離れて行っちまうぜ?
この、桜のハナビラみてェにな。
『Coming of spring』
俺達は今、花見に来ていて桜が綺麗に咲いている木の下で酒を呑んでいる所だ
いや、むしろいつも如く酒の呑み比べって言った方が正答だろうな・・・
「おい、土方君お前さ〜いい加減諦めたら〜?無理して呑んだって旨くねェだろ〜?」
「上等じゃねェか!!俺は酒が不味くなろうが、テメェに勝ってやらァ〜!!」
「あーそうですか。そんならまー、精々頑張んだな。どうせお前ェは俺には勝てねェだろうけど?」
「何とでも言え!今に負かしてやるぜ」
「やれるモンならやってみろってんだ!」
「上等だコラ〜!!」