短編

□恋人に秘密は隠せない
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今の俺がどこに居るかと言えば、鬼兵隊の船の中。
その訳は・・・

俺はイラついた気分を紛らわそうと散歩をしてきたその帰りの途中で高杉に出会って、
「よォ、銀時・・・」
「高杉、何でこの街にいんだよ…」
「何でかって・・・?そりゃァ、オメェに会いに来たからに決まってんじゃねェか。」
「何考えてんだか知んねェが、こんな所にいたら真選組の奴等に見つかっちまうぜ?」
「馬鹿言え!幕府の人間が怖くて鬼兵隊が務まるか!!そんなに心配なら俺とターミナルまで来い。船がある・・・」
「はぁ?何言ってんの?何で俺が鬼兵隊の船なんかに・・・」
「良いから来いっ!!」
「ちょっ・・・」
そして俺は高杉に手を引かれながら、足早に船へと連れて来られ、今の状況に至ってるって訳。
まー、簡単に来てちまった俺も俺なんだけどな…。
それにしても……
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