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□兄と妹
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切れちゃった音がした。
昨日綺麗に収めたモノを引きずりだして、やっちゃったかな?と舌を出した。
ついでにソレを舐めた。
ちゃんと中を洗っといたので、排泄物はないはず。
オレの手順は完璧なはずだからなぁ。
鉄の匂いとなんとも言えない生臭い匂いに思わず笑みがこぼれる。
うん、やっぱりこの匂いが好きだ。
オレの下で必死に酸素を肺に入れようとしている生物を見てさらに笑みがこぼれた。
「綺麗な色だねっ。食べちゃいたい。」
「ごふっ」
「やっぱり、君のコレは綺麗だよ。うん。
魅力的だよ。やっぱりオレの目に狂いはなかったんだよ。
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