WJ系

□うさぎ年
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「うっあ・・・何!!!」

「ん?」


ぞわっとしたので後ろを見れば、僕の耳をはぐはぐと食べているもう一人の僕がいた。

僕が睨んでいるっているのに、気にせずに僕の耳を口に含んでいる。

近くから『じゅるっ』って音がして、背中がぞわってする。


「や・・・だ。ちょっと、やめてよ」

「やだ。」

「なんでさ。あ・・・もうっ!じゅるって言ってるんだってば!!!」

「・・・」(コイツの反応楽しいな)


涙目で叫んでもやめてくれなかった。

結局、夜の僕が僕の耳をしゃぶるのをやめてくれたのは母さんが来てからだった。





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