WJ系

□ただいま初恋中
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しゃがんだままの若菜にあわせてしゃがんでやる。

若菜はスカートなのでしゃがんだら、必然とその中も覗けちゃったりするわけで。


(ちっ・・・ますます、可愛い下着つけやがってこのヤロウ)


なんて、覗きながら考えちゃったりする鯉伴に若菜は真っ赤になりながら聞いてきた。


「男の人って静かな子がいいのかしら?それとも元気な子がいいのかしら?」

「俺は若菜なら・・・ってなんでだ?」

「だって・・・うるさい子って思われたくないし、それに静か過ぎるって思われたくもないし・・・どうしていいか分からないの。」

「俺は今のままでいいと思うぞ。むしろ、若菜ならなんでもいい。」

「じゃ・・・佐藤くんもそう思ってくれるかしら?」

「誰だ?」


佐藤、若菜から知らない奴の名前が出てきた。

いつもなら『みかちゃん』やら『さとみちゃん』やら女の子らしい名前しか聞かなかったのに。


「さっきの子」

「あの男か?え?なんでそんな奴を気にしすんだ?」

「なんでって・・・」

「なんでって?」

「・・・誰にも言わない?約束して?」


なんてうるうるした目で見られれば、鯉伴は頷くわけで。


「佐藤くんが好きなんだ・・・」

「・・・は?」


爆弾発言を聞いた鯉伴はしばらくは再起不能だったらしい。






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