気ままに戯文

基本連載主。名前はデフォ固定
◆人気者03 

だらだらと流した。

「いやー、若いっていいなあ」と呑気な事を言って年長組が逃げるように去り、「私もこの辺で」とモニカもその後を追う。最後にルキアーノが「バカみてえ」とげんなりして退出してその場にはクラウスとスザク、ジノとアーニャが残された。





「ああ…面倒な事になった…」

「クラウス!君、聞いてるのかい?何度も言うけど、君は君が思う以上に魅力的なんだよ!?だからもっと自覚を持って…」

「クラウス〜好きだ〜!!結婚したら絶対幸せにするから!」

「クラウス…いい匂いがする(すんすん)」


三人に引っ張られながらああだこうだと言われ、クラウスは疲弊した表情でうなだれた。


「(助けて下さいルルーシュ様…!)」

「ほら!また聞いてない!」

「うあ〜、クラウス肌すべすべ…」

「ジノ、今のはセクハラ」


今のどころか、最初からセクハラなのでは…という疑問も考える事さえ億劫でクラウスは遠くの嘗ての主人に神頼みのように思いを馳せた。


「……ああ、前途多難…」

「ねえってば!クラウス!!」


これからラウンズと顔を合わせる度こうなるのか、とクラウスは痛む頭を押さえた。








in斑鳩


「……ほわあっ!?」

「どうしたルルーシュ、妙な声を上げて」

「いや、何というか多分…クラウスが困ってる気がする」

「…何だそれは」

「…何だろうな」


クラウスの精神疲労をルルーシュが察知したとかしないとか。






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落ちてない!(笑)

2008/11/16(Sun) 22:10

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