気ままに戯文
基本連載主。名前はデフォ固定
◆幼少時代
ル「母さん!クラウスにプレゼントをもらいました!」
マ「あらあら、何を貰ったの?」
ル「銀のペーパーナイフです」
ナ「お兄様、ずるいです!」
マ「ナイフはナナリーにはまだ危ないから、クラウスも気を使ったのよ、きっと」
ナ「ずるいずるい!私もクラウスからプレゼント貰う!」
ル「…困ったな…」
ク「失礼します……あれ、どうかしました?」
ナ「クラウス、お兄様ばっかりずるいです!」
マ「ごめんなさいクラウス、ナナリーがルルーシュはプレゼントを貰ったのに自分は貰えなかったって拗ねてしまって…」
ル「ナナリー、あんまりクラウスを困らせるなよ」
ナ「うー…」
ク「…ナナリー様?」
ナ「……」
ク「…ちゃんとありますよ、ナナリー様の分も」
ナ「…っほんと!?」
マ「良かったわね、ナナリー」
ク「はい、ナナリー様。どうぞお受け取り下さい」
ル「僕にも見せて!」
ナ「わぁ…!きれいな髪飾り!」
ク「赤のサテンのリボンにピンクのサファイアとパールをあしらいました。気に入って頂けましたか?」
ナ「うん!とっても!ね、お母様、付けて?」
マ「はいはい。……これでいいわ。かわいいわねえ、素敵よナナリー」
ル「すっごく似合ってるよ、ナナリー!」
ナ「えへへ…ありがとう、クラウス」
ク「どういたしまして!」
マ「あら、わたしには無いのかしら?」
ク「ふえぇっ!?」
マ「ふふふ、冗談よ!」
ル「クラウス変な声!」
ナ「変な声ー!」
ク「も、もう、マリアンヌ様っ!」
マ「うふふ、ごめんなさい!」
ク「うう…マリアンヌ様には頭が上がらないです…」
※
皇族に昔から振り回される苦労人主人公君
2008/08/15(Fri) 00:30
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