小説
□心
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あぁ… あなたは今どこにいるの？
骸…
☆心☆
愛しい愛しいあなた。
僕は此処にいるよ。
ねぇ、返事をしてよ。
さみしいよ。
あなたは今どこにいるの？
なんで僕の声は届かないの…？
こんなにも思っているのに
こんなにも願っているのに
こんなにも愛しくて仕方がないのに。
どうして…？
また会えるなら どんな場所でもいい。
どんな事をされてもいい。
だから─────…
ねぇ、
あなたの声を思い出せない。
綺麗な瞳も
優しい手のひらの感触も
暖かい温もりも……
みんな僕から逃げていってしまう。
はやく…はやく帰ってきて。
また その瞳に僕をうつして。
また頭をなでて。
また“愛してる“って囁いて。
また 抱きしめて………。
心が失くなるその前に。
(お願い)(どうかこの世界でもう一度…)
080517 ☆end☆
→あとがき