短編小説

□遠い昔の夢の中
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嫌な感じがする。

この空間はとても嫌な感じがする。

暗く闇で包まれたこの空間。

ここは何処なの?

どうしてこんな所に僕はいるの?

ねぇ、誰か教えてよ。








「やめてーーーー!!!!!」

何処からともなく声が聞こえる。

「この世界のすべてを焼き尽くすまで、僕はやめる気などしてないと何度も言っただろう」

焼き尽くす?

いったいどういうこと?

「みんなはこんなことを望んでいないわ!だからもうやめて!!」

「うるさい!!!何度も言わすな!!僕はやめないと言ったじゃないか!!」

何かが焼ける音と二人の声が、この空間のなかで響いている。

「でも・・・、でもどうしてそこまでするの?私やみんなと昨日までは仲良くしていたじゃない!」

「もううんざりだ。僕は僕の本能を出すまでだ!!キミこそ隠しているくせに・・・。キミもその力を
 使って僕を止めればいいじゃないか!」

本能?力?いったい何の話なの?

「私は争いのためにこの力を使いたくはないの。人を癒す力で・・・アナタを傷つけたくはないの!」

どうして・・・?僕は何か思い出しそうになってきた。

それにこの続きを聞きたくない。

僕自身が拒否している。

「ならば・・・、お前もここで消えるがいい!!!」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」













ゴツン!!

痛い・・・。

何かが頭に当たった。

「シグさん。授業中に居眠りとは、いったいどういうことですか?」

「ほえ・・・?」

あれ?教室?どういうこと?

「シグ、居眠りしていたの自分でも気づいていなかったの?」

小さな声で、アミティが隣りから言ってきた。

居眠り?えっ、じゃあさっきのは・・・

「ふふふ、シグさん、授業が終わったら職員室へ来てくださいね?」

「あ・・・、はい・・・」

でも何か大切なことを忘れている。

いったい何だっけ?

自分でも覚えていないということは、そこまで大切なことじゃないっていうことかな?







遠い遠い夢の中。

そこには今は知らない方がいい真実がまっていた。























































あとがき

これは私が今日みた夢が火事の夢だったので、
思いつきました。
まあ、無理やり当てはめたってことかな?
ちなみにシグの頭に当たったものは、アコール先生が投げた
チョークですww

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