長編小説
□夢の声
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破壊者の力で荒波を起こし、炎を高らかに上げ、
闇の強風が吹き荒れる。
三つのその力で自然は消え、世界は無と化す。
予言者、破壊者以上の力を持つ者、そして人々を光に導く者の力で
破壊を阻止することが出来る。
一人はその破滅を予言し、一人は強いその力で破壊者を止め、
一人は変わり果てたその世界を復活させる。
そして破壊が阻止させた時、新たな世界への扉が開かれる。
役目を終えた者はその扉へ進み行くであろう。
す・・の始ま・・・時・・の・・ッ・・・ールがとある・・・にひら・・れし・・き
「へー、アミティはこんな古い本に興味あったの?」
「ううん、でも話が面白そうで借りたんだ」
シグは家に帰り、アミティ・リース・チイラはアミティの家に来ていた。
そしてリースはアミティの部屋にあった、一冊の本を読んでいた。
その本は途中から字が薄くなっていたり、破れてしまったりしていたので、
最後まで話が分からなかった。
「でもこの続きって気になるよね〜?」
「でしょ?私も気になってるんだよね」
すっかり仲良くなり、2人はとても楽しそうにしていた。
「ねえリース、この本・・・どこかで見たことない?」
するとチイラがリースに問いかけた。
「えっ、別に見たことないけど?」
「・・・そう」
リースがあっさり答えると、チイラは少し悲しい顔をしていた。
「あっ、えっとそろそろ寝る??」
アミティは少しこの場の空気を戻すため、少し話題をそらさせた。
「う、うん、そうするわ」
「僕も眠たいや。そうしよ♪」
アミティは2人の返事を聞くと、急いで部屋を出た。
「おまたせ〜」
しばらくすると、アミティはパジャマ姿で戻ってきた。
「ちょっと手伝ってくれる?」
「いいよ〜♪」
「じゃあどうすればいい??」
3人は寝る仕度し始めた。
それから30分後、3人は静かに眠っていた。
―もうすぐだ、闇がこの世界にも訪れるのは・・・。
ここの世界も死の世界にしてやろう。
自然を破壊し、ただ闇だけが存在する世界へと・・・―
「ん・・・、あれっ!?」
窓から明るい朝の日差しが差している。
「朝か〜・・・ってええーーー!!!」
時計を見ると、ちょうど8時だった。
「リース!!まだ起きてないの!!」
下から姉・・・チイラの声がする。
「うわああ、起きてるよーーー!!」
階段を駆け下りて、下へ降りていった。
(確か何かヘンな夢を見たような・・・?)
夢の声。それは本当の力の、小さなささやき・・・
あとがき
何だかごちゃごちゃしてますね。
ってか話があんまり進んでいない・・・。