長編小説

□夢の声
1ページ/1ページ


破壊者の力で荒波を起こし、炎を高らかに上げ、
  
  闇の強風が吹き荒れる。

  三つのその力で自然は消え、世界は無と化す。
  
  予言者、破壊者以上の力を持つ者、そして人々を光に導く者の力で
 
  破壊を阻止することが出来る。

  一人はその破滅を予言し、一人は強いその力で破壊者を止め、
 
  一人は変わり果てたその世界を復活させる。
  
  そして破壊が阻止させた時、新たな世界への扉が開かれる。

  役目を終えた者はその扉へ進み行くであろう。

  す・・の始ま・・・時・・の・・ッ・・・ールがとある・・・にひら・・れし・・き







「へー、アミティはこんな古い本に興味あったの?」
「ううん、でも話が面白そうで借りたんだ」

シグは家に帰り、アミティ・リース・チイラはアミティの家に来ていた。
そしてリースはアミティの部屋にあった、一冊の本を読んでいた。
その本は途中から字が薄くなっていたり、破れてしまったりしていたので、
最後まで話が分からなかった。

「でもこの続きって気になるよね〜?」
「でしょ?私も気になってるんだよね」

すっかり仲良くなり、2人はとても楽しそうにしていた。

「ねえリース、この本・・・どこかで見たことない?」

するとチイラがリースに問いかけた。

「えっ、別に見たことないけど?」
「・・・そう」

リースがあっさり答えると、チイラは少し悲しい顔をしていた。

「あっ、えっとそろそろ寝る??」

アミティは少しこの場の空気を戻すため、少し話題をそらさせた。

「う、うん、そうするわ」
「僕も眠たいや。そうしよ♪」

アミティは2人の返事を聞くと、急いで部屋を出た。



「おまたせ〜」

しばらくすると、アミティはパジャマ姿で戻ってきた。

「ちょっと手伝ってくれる?」
「いいよ〜♪」
「じゃあどうすればいい??」

3人は寝る仕度し始めた。


それから30分後、3人は静かに眠っていた。









―もうすぐだ、闇がこの世界にも訪れるのは・・・。
 ここの世界も死の世界にしてやろう。
 自然を破壊し、ただ闇だけが存在する世界へと・・・―









「ん・・・、あれっ!?」

窓から明るい朝の日差しが差している。

「朝か〜・・・ってええーーー!!!」

時計を見ると、ちょうど8時だった。

「リース!!まだ起きてないの!!」

下から姉・・・チイラの声がする。

「うわああ、起きてるよーーー!!」

階段を駆け下りて、下へ降りていった。

(確か何かヘンな夢を見たような・・・?)
























夢の声。それは本当の力の、小さなささやき・・・

 























あとがき

何だかごちゃごちゃしてますね。
ってか話があんまり進んでいない・・・。
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ