短編小説

□ソラノウタ
1ページ/1ページ











空が歌ってる。

消える悲しみ、

存在の重み、

気持ちの意味、

本当の力、

そして

生きる道・・・。

空は蒼く澄んでいて、

僕の心をおもいっきり悲しませた。

なんてことをしたのだろう。

如何してあんなことをしたのだろう。

後になってようやく気づく。

どれだけニンゲンは大きなものなのか。

どれだけマモノは悲しいものなのか。

そのすべてを歌にして、

空は静かに歌ってる。

ナミダを流した。

失ったものを想い、悲しんだ。

でも・・・

でもニンゲンは愚かだった。

気づいていたはずなのに・・・

知ってたはずなのに・・・

『仲間だから信じている』

そんな綺麗事を言って、

僕を止めようとした。

そんなことは無理なのに・・・

ニンゲンに僕・・・マモノは止められないのに・・・

それを知っていてもなお、

ニンゲンは僕を止めようとした。

叶わぬ願いなのに・・・

今更もう遅いのに・・・

何を言ってもニンゲンは聞かなかった。

いや、聞いていても、聞かぬフリをしていたのだろう。

本当に・・・

本当にニンゲンは愚かだった・・・。















風とともに空が歌ってる。

未来への歌なのか、

それとも過去の歌なのか。

空の歌はとても綺麗で・・・

空の歌はこの場所と僕を癒してくれて・・・

今・・・この現実を嘘のように洗い流してくれる。

自分のやった罪はとてつもなく大きい。

だってこの街・・・プリンプを破壊したのだから・・・。



もう小鳥の囀りすら聞こえない。

もう草木の音さえ聞こえない。

友の声も、懐かしき者の声も聞こえない。



今の僕に聞こえているのは・・・・





























































僕の心の悲しみの声と、ソラノウタ・・・・・











































それだけだ・・・・・・・・












































































あとがき

無駄に空白使ってますねww
ってかやっぱり意味の分からん小説だ。
まあテキトーに想像していただければ、
だいたい何のことか分かりますよ♪

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ