短編小説

□ニセモノノセカイ
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この世界は本物なのかな。

もしかしたらニセモノなのかもしれない。

もしニセモノなら、僕はそんなニセモノの世界を信じていいの?

友達もニセモノ。

家もニセモノ。

物も、人も、ニセモノだったらどうすればいいの?

信じるものもなく生きていくの?

生きていく意味もニセモノなのかな。

すべてがニセモノ。

そんな世界で生きていけるのかな。

いや、もしかしたら自分もニセモノなのかもしれない。

この手、この足、この声。

全部ニセモノなのかもね。

でも一つだけニセモノじゃないものがある。

それはキミの笑顔。

僕が知っているキミの笑顔はニセモノなんかじゃないはずだ。

キミの存在、キミの笑顔。

それはすべて本物。

僕が信じられるもの、それはキミのこと。


「ねぇ、シグ。どうしたの?さっきからいつも以上にボーとしちゃって。」

「えっ、ううん。なんでもないよー。」

キミがいきなり顔をのぞかしてきたから、僕はちょっと驚いた。

ねぇ、キミはニセモノなんかじゃないよね。

もしニセモノだったとしても、僕は本物だと言い続けるよ。

だから絶対に消えないで。いなくならないで。

キミがいなくなったら僕が生きている意味がなくなるから。

信じるものがなくなるから。

























あとがき

またまた意味が分かりません。
ってか新年早々わけの分からない小説書いてます。
元ネタというかこの小説の元は、私の妹の一言です。

「ねぇ、この世界って、本物だよね?」

と言う言葉で思いつきましたww
でも短すぎますね・・・。
もうちょい頑張らないとなぁ〜。
 

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