*皐月雨*
□*首吊り女*
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「耳の遠い母がお客様が来られてもすぐ対応できるようにって、部屋をうつしたんです」
「外部からの侵入は当時できましたか?」
「…警察がいうにはできないと…」
「そうですか…」
少し考えてから柊一は振り返った
「菖蒲は朝日さん、椿は洸さん、芹先輩は陽誠さんに調査」
「わかったわ」
「イエッサー♪」
「了解」
俺はジジイのところか…めんどいなぁ…
資料と地図をもらい陽誠のところに行った
カスはこんな非常事態に会社へ出勤しているのか…
「こんにちわ、ワタシが平岡だよ」
「(わ…)こんにちは、神無月です
今日は貴方の「分かっているよ、妻のことだろう…これで14回目、もうなれてしまった」
そんなこと聞いてねーよカス
「ワタシにとって彼女はかけがえのない存在でね…今でも朝は無意識に彼女の名を呼んでいるんだ」
精神科行け
俺は資料を見て質問した
「…じゃあどうして旅行に行かれたのか聞かせてください」
「あれは娘が前から企画してくれていたものでまさかその最中妻が死ぬなんて思わないだろう」
知らねーよ んなこと
「そうですね…」
資料に書いてある質問はあと1つ…
「手に紐の痕がついていますよ?」
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