*皐月雨*
□*探偵柊一*下
2ページ/6ページ
最後は被疑者の1人、椿が怪しいとかほざいていた野田 有也の母
野田 亜矢子
「なんで私があの子のことで生徒にとやかく…しかも警察ごっこなの?信じられないわ、校長は何をやっているのかしら?」
「校長の許可はすでにおりています、貴女の名前は野田 亜矢子さんでよろしいでしょうか?」
「…えぇそうよ、息子が殺されていかにも可哀想な母親よね」
ヒロイズムの強い女性だ
実際悲劇の母親なのだが…
「この度は非常に残念でしたね…
1つだけ質問ですが、息子さんのことはどう思っていましたか?」
「そりゃ悲しいわよ?1人息子だし…でもあの子、皆に嫌われていたみたいじゃない?
近所の悟くんにもなにかやっていたみたいで…ほんと悟くんかわいそうだわ
でも私のほうが可哀想よね」
いちいち自分を可哀想と思うのに息子のことは全然か…
「なんで可哀想って思わないの…?」
突然椿が床を這いながら入ってきた
「おい椿「なんで実の子なのに!!可哀想って、思わないの!?」
「なんなのこの子!!
もういいでしょ!帰らせていただきますわっ」
バンッ
急に静かになる
椿が 怒ったんだ
「…あははvごめんね先輩っ邪魔しちゃったね!」
笑いながら菖蒲のところに突っ込んでいった…真っ二つにされなきゃいーが…
「菖蒲、店の周辺での聞きこみはばっちりだな…」
…犯人はきっと
あいつだ…
.