*皐月雨*

□*探偵柊一*下
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最後は被疑者の1人、椿が怪しいとかほざいていた野田 有也の母


野田 亜矢子


「なんで私があの子のことで生徒にとやかく…しかも警察ごっこなの?信じられないわ、校長は何をやっているのかしら?」


「校長の許可はすでにおりています、貴女の名前は野田 亜矢子さんでよろしいでしょうか?」


「…えぇそうよ、息子が殺されていかにも可哀想な母親よね」


ヒロイズムの強い女性だ


実際悲劇の母親なのだが…


「この度は非常に残念でしたね…


1つだけ質問ですが、息子さんのことはどう思っていましたか?」


「そりゃ悲しいわよ?1人息子だし…でもあの子、皆に嫌われていたみたいじゃない?


近所の悟くんにもなにかやっていたみたいで…ほんと悟くんかわいそうだわ





でも私のほうが可哀想よね」





いちいち自分を可哀想と思うのに息子のことは全然か…




  「なんで可哀想って思わないの…?」


突然椿が床を這いながら入ってきた


「おい椿「なんで実の子なのに!!可哀想って、思わないの!?」


「なんなのこの子!!


もういいでしょ!帰らせていただきますわっ」


バンッ


急に静かになる


椿が 怒ったんだ


「…あははvごめんね先輩っ邪魔しちゃったね!」


笑いながら菖蒲のところに突っ込んでいった…真っ二つにされなきゃいーが…




「菖蒲、店の周辺での聞きこみはばっちりだな…」


…犯人はきっと



あいつだ…



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