*皐月雨*

□*探偵柊一*上
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「私の祖父が医者だからよ」


「まじっすか菖蒲チャン!!


かなり尊敬しちゃうよぉっ」


「尊敬しないでよまた盗撮されるハメに…どうせ撮られてるけど」


ふーん…じいちゃんが医者ね


死因はわかった。が…


「誰がやったんだ?」


そう、それが一番の問題点…


俺が問題点を言ってからはみんな首をかしげるばかりだ


1人を除いては…




「それはアンタが解いてよ


師走探偵局次期社長 師走 柊一


私の前の学校じゃ結構有名だったわよ」





まさか俺の事を知ってる奴がいるとは思わなかった…


「俺は家業を継ぐつもりなんてないし、まず探偵はテレビみたいに謎解きするワケじゃないんだぜ?」


「でもどんな人間でも推測するくらいはできるでしょ?」


そりゃそーだけど…


「はいはーい!!


あたしも推測するならできまーすv」


…こんな奴に負けたくねぇ


「じゃあやってやるよ!


この事件に関係ありそーな奴探してきたらな!」


左目が笑った


はめられたと 思った



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