ローゼン百合小説
□2人の目覚め
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リビングに行き、椅子に座り食事を始める
「また水銀燈ですぅ!おめぇの食べる物なんかこれっぽっちもねえですよ!!」
「まあまあ翠星石ちゃん。そんな事言っちゃ駄目よー」
「のり、翠星石は本当はうれしがっているのだわ」
「なっ//何言いやがるですか」
そんな周りの会話なんて完全無視の水銀燈
雛苺は自分のお皿にのっているグリンピースを見つめながら葛藤していた
「雛苺、グリンピースもちゃんと食べないと駄目よぉ」
「うゆ…だって…」
雛苺はなかなか食べようとしない
あっ、そうだわぁ
水銀燈は何かひらめいた様子で雛苺に話しかける
「じゃあ私が食べさせてあげるわぁ」
「えっ//…それだったら雛、食べるのー!」
水銀燈はスプーンにグリンピースを乗っけると雛苺の口元に持っていく
「はい、あーんしなさぁい」
「あ〜んなの♪」