銀河の果てで
□銀河の果てで 第三話
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第三話 交流
夕方になった。
どうやら、昭夫の到着パーティーをするらしい。
「えーそれでは昭夫君の無事を祝ってカンパイ。」
「カンパイ。」
「うぁぁぁー。やっぱこれだね、このビール。」
〜本当にこの人っておしゃべりだな〜
「昭夫君どんどん食べてね。」
「はい。」
ここに並んでいるのは地球では見たこともない・・・・ものではなかった。
肉じゃが、アサリのみそ汁、食パンなど。
「今日は特別にふんぱつして、地球料理にしたよ。それも日本の。」
「ふんぱつって?」
「あ、そうか話し忘れてた。」
〜ホントに高木さんは、話し忘れが多いな〜
「こっっちでは、地球料理が高いんだよ。」
「ちなみにいくらくらいですか?」
「450円。」
「高木さん、高くないじゃないですか。」
「なにいってんだよめちゃくちゃたけーじゃねーか。あ、そうか話し忘れてた。」
〜またか〜
「こっちはお札が作れないんだよ。木が植えられなくてね。それで、小銭ばかり作っているんだよ。だから450は高いんだよ。」