銀河の果てで

□銀河の果てで プロローグ
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プロローグ 地球消滅

10×××年四月十三日金曜日

昭夫は公園を歩いていた。

昭夫は、嫌な気がして仕方がなかった。

なぜっかって?なぜなら今日は昭夫の苦手な歴史のテストがあるからだ。

そしてもう一つ、誰かに尾行されている気がした。

しかし公園にいるのは、昭夫一人だ。

その時、昭夫はいきなり後ろから催眠ガスをかけられた。

それから何時間が、経っただろうか。

昭夫は目を覚ました。

昭夫は首を回して、あたりを見渡した。

そして驚いたようにさけんだ。

「ここはどこだーーーーー!!!!!!!!!」

昭夫は冷静に考えた。

〜〜公園で変なものを、かがされてその後からは・・・・〜〜

「お、目が覚めたか。」

昭夫は声をかけられた。

「あなただれですか?」

昭夫は問いかけた。

「僕は高木京助。君の味方だよ。」

「僕の味方?」

「そう、君の両親に今日のこの時間に、君をここに連れてきて欲しい。と頼まれたものだからね。」

「僕の両親?」

昭夫が驚くのも無理はない。

なぜなら昭夫の両親は先月死んだかのだから。

「君の両親とは古い仲でね。」

昭夫は京助を睨んだ。

「あ、ここがどこだか知りたいんだね。ここは宇宙船の中だよ。」

「うちゅうせん?」

「そうだよ、外を見ればいい。」

昭夫は外を見た。

外には宇宙が広がっていた。

「そしてあれが地球。」

昭夫は自分の目を疑った。

なぜなら、地球は真っ赤に燃え上がっていたから。

「本当にあれが地球なの?」

「そうだよ。君の両親はこうなる事を予測していたみたいだね。」

「ふーん。」

「あ、そうだご飯食べないか。お腹すいているだろう。と、言いたい所だが敵が現れてしまったようだ。」

[敵?」

ガウォォォォォォォー

昭夫はいきなり敵におそわれた。

「うわー!!」

「大丈夫昭夫君?」

[大丈夫です。けどこいつなんで宇宙船の中に入っているんだ?」

〜しかもこいつ、鼻と体の色はぞうみたいなのに、たてがみと体はライオンじゃねーか〜

「説明は後だ、とりあえず隠れていてくれ。」

「アラックルス、ソウッカラ、シミッカラ。」

「は?」

昭夫は驚いた。なぜなら、高木がハリーポ●ターみたいな呪文を出した
から。

その呪文により、敵は倒れた。

プオオオオオオン

「ふー。大丈夫かい?」

「大丈夫ですけど、今のはなんですか?」

「そうだね、一度説明しておこう。」

「今は、4月16日、午後4時20分そして地球が消滅したのが4月13日午前7時39分28秒。」

「地球が消滅?」

「そう。地球消滅の主な理由はコログでの水爆実験。広島型原爆は歴史で習ったから知っているよね。」
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