人間失格〜81番の記録〜

□境界性人格障害、悪魔の子。
1ページ/1ページ

発狂

暴力

家出

自傷

自殺未遂

高校中退

売春

浮気

二股

依存

依存

依存・・・


境界性人格障害
周りの人を不幸にしないと生きていけない。そんな人間。
きっと生まれた時から何かが欠陥していたんだ・・・。
嘘と嘘を紡ぎ合わせて
善悪、好き嫌いすらわからない・・・


他人を蝕み生きる私に

涙を流す権利なんてないのに・・・



2007年2月
私は肩書きをなくした。
 女子高生 という、素敵な肩書き。
アダルトサイトやアダルトビデオにこぞって使われる単語。
そんな肩書きをその日無くした。

学校で、死のうと思った。
何度も・・・何度も・・・
その度に私はこっそりと腕を切り、「ある人」にメールをし、説得され思いとどまる。
そんなことを繰り返した。
もう本当に死にたいのか、本当はどうしたいのか何て分からなかったし、そんなことどうでも良かった。
私は「ある人」に焦って心配して貰えればそれでいいのだ。

でも何故か、その日は本当に死にたくなった。
いつものように腕を切った。
何回も、何回も。
いつも通り血が流れた。
たかだか3階から飛び降りた位、せいぜい骨折だろう。
そんなことを考える余裕すらなく、窓から身を乗り出す。

結果?
そんなこと決まっている。
人に見つかり止められた。あっけなく失敗。
親を呼び出され、病院に行くよう指導を受けて帰った。
しばらく学校は休むよう言われた。
停学というやつだ。
次にくるときは、診断書を持ってくるよう言われた。

何日かして、親に病院に連れて行かれた。
近所の、大きな病院。
なにかわけの分からないカウンセリングをしたあと、先生から紹介状をもらい帰った。
診断不可能。別の病院に盥回しにされたわけだ。

中学校3年間、学校からカウンセリングを受けさせられた身。
自分はどこかが変だ何て、ずっと前から分かっていた。

次に行った病院は、車で30分程かけて行った。
診察なんて馬鹿らしくて先生の前でキレまくった。
診断書には何て書かれていたかはわからない。
封筒に入れられて、母親の手に渡ったから。
何て書かれていたか聞きたくも無かった。

両親と学校へ行き、先生と話をした。
内容なんて覚えていないほど、たわいも無い話。
診断書を渡した後、今までの学校生活のこと、これからのことを話した。

結局、私は学校を辞めることになったのだ。

普通の学校なら、他人に迷惑をかけるほどの精神疾患者を置いておきたくは無いだろう。
私立で結構名の知れた学校、所謂お嬢様学校だ。
目立って成績が良かったわけでも、校則を守っていたわけでもない。
ごくごく当然で、何時か来るだろうと予想していた出来事。
後日退学届けを書きに来るよう言われ家に帰った。

電車で片道2時間ほどかかる帰路。
いつもと変わらない。
別に何も感じない。
ただもう、この駅で降りることは無いだろう・・・。
これからどうしようなんて何一つ分からない。
考えてすらない。
1つだけ、未来に希望があるから。
私はその希望に全力で縋り、怠けた。
何も根拠はなかったのに、私にはその希望が、絶対に思えてしかたなかった・・・。
やはり私は、どうしようもなく馬鹿なのだ。

人は私のことを不良と呼ぶのだろうか?
17歳、中卒。
タバコも吸ったし色んな男と一晩すごすこともよくあった。
別に好きじゃなかったし、勿論付き合ったりなんてことは無かった。
しいて言うなら「嫌いじゃなかった」から。
付き合ってた彼氏はちゃんと居た。
その人のことは勿論好きだった。
その人は私のたった1つの希望の光。
でも私はその人のことを大切に出来なかった。
私がボーダーラインで、その人が当時のターゲットだったから・・・

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ