用語説明

【り】 1件

【多目的戦術用人型陸上戦闘 (りくじょうせんとうき)】
多目的戦術用人型陸上戦闘機
 AWSFが開発した人型兵器。全天候、全環境での汎用性を重視された。
 ブーストユニット(噴出機構 以下BU)が優秀なものに仕上がった。テールスタビライザー(姿勢制御モジュール)とBUの組合せで高い機動、高い兵器担架能力になった。 噴出機構の性能は、直線的な連続NOE(地形追随)飛行で約5分。
 海外派遣の多いAWSFでは戦場までは大型戦術輸送機で輸送し、降下させる方法をとっていた。しかし、陸上戦闘機の噴出機構の技術を航空戦闘機に用いたことにより、航空戦闘機は今までにない超高速戦闘を繰り広げることになった。陸空海の中でもっとも命が散る戦場“空”を経由するのは危険を伴うので、海上から低空侵入することを考え、《艦載型陸上戦闘機》をAWSFは開発している。


 AWSFの陸上戦闘機パイロットは入隊後、軽い手術で脳に特殊な処置をされる。それは、T2薬剤と呼ばれるカプセル状の薬を飲むことでBID(ブレイン・インサイド・ディスプレイ)、“脳内情報表示”という効果を発揮する。BIDはHUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ)やHMD(ヘッド・マウンテッド・ディスプレイ)に変わる新情報表示システム。網膜内に情報を表示することが出来る。もちろん、不必要な時には消すことも可能。T2薬剤には他に興奮剤が含まれており、若いパイロットが多いAWSFでは重宝されている。



[戻る]



©フォレストページ