§§§


くだらないネタとか、浮かんだ言葉とか。



*
◆みゆきとスパナ 




「イチゴとメロンとオレンジ」
「……はい??」
「飴の味。どれがいい?」
「あ…の、まずこの状況下を教えてくれませんか??」
「…あめ、いらないのか?」
「………じゃあ、オレンジ。」

そんなしょぼんとした顔で見られたら断れる訳ないじゃないか。
目の前の金髪碧眼の男は嬉々としてオレンジ色の飴を取り出した。

「………ってか、」
「はい、オレンジ。」
「なんで一気に10コも渡すんですか!!」
「…いらないのか?」
「だっ…からその顔せこ……っ、……貰いますよ…。」

ため息をついてその工業器具の形をした飴を手に取ろうとすると、後ろから伸びてきた手が袋を開けた。

「ん。」
「いやいや、自分で食べられますから。」
「ん。」
「………っ、いただきます…。」

結局なんでか食べさせてもらう形になる。
所謂、あーん、というやつだ。

「上手いか?」
「はい……。あの、」
「ん?」
「なんであたしは後ろから抱きしめられてるんでしょうか??」
「……ウチがあんたを気に入ったから?」
「から?とか聞かれても…っ!!」
「ウチ日本好き。あんたの髪は日本人らしい真っ黒髪だ。つやつやしてるし、こういうのを大和撫子と呼ぶんだろう?」
「いや、多分違いますけど…。」
「そうなのか?…まあいい。」
「よくないですから!!ってかあんた誰です、」
「酢花゜」
「は??」
「スパナ」
「……あぁ、酢花゜でスパナ、ね…。」
「うん。」
「………飴のお礼に漢字ドリルを買ってきたいので離してください。」
「いらない。」
「離して」
「……どうしても、か?」
「ぐっ…!」 ←この顔に弱い人



―――――――
は ん ぱ !
頂いたイラから妄想爆発
お礼にもならない…


2008/12/31(Wed) 00:54

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