派&灰&野
□School life part2
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連れてこられたのは昨日俺たちが話していたベンチのとこだった
「座れ…」
ユウは立ったまんまの俺に話しかけてきた
いわれた通りユウが座っているベンチの隣のベンチに腰を掛けた
「ユウさ…怒ってる?」
「何に!!!」
怒ってるさぁ…
「あのさ…ゴメン」
「……………」
俺はユウの方に体を少し向け頭を下げた。ユウはチラッとこっちをみてまた目線を前に戻した
「別に…そこまでキレてねぇよ」
「ユウ…」
「ただ、俺はお前に布告する!!」
へ?
「俺は!!お前にコレからは何も負けない!!!」
「えっ、ちょ!?」
「いいな!!!!絶対テメェに敗北感という屈辱に会うわせてやる!!」
「…へ?」
「フンッ!!それまでに覚悟しとけよ!!」
そう言ってユウは俺の前からいなくなった
てか捨て台詞を吐くのは決まって負ける奴さ…
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