派&灰&野
□Jealousy
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よぉ、俺が派遣組のNo.2の火讐だ
なんで俺がこんなにイライラしてるかというと…
目の前のあれのせいだ
「御手洗、眠たくねぇか?」
「だ…大丈夫だ」
「お腹とか空いてないかい」
「だ…大丈夫…だ」
新しく入ってきやがった文部と善 だ
今まであの人の隣は俺だったはずなのに…!
クッソ…イライラする
カチッカチッといつも以上にライターの開け閉めを繰り返してしまう
「嫉妬か?見苦しいなぁ」
ストンと俺の横に座ったのは茶越だった
「っち、嫉妬じゃねぇよ。テメェはなんしに来たんだよ」
「俺は団吾に用があるだけ」
「そうかよ…」
またかよ…
なんでこう敵ばっかいんだよ!
俺って結構幸薄なんだな…
ハハ…幸男って呼んでくれよ…
っじゃあねぇよ!!
ックソ…1人でノリツッコミしちまった…
ケンカ売られたら買えばいいだけの話じゃねぇか!
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