派&灰&野

□三次元の恋人
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ここって…ゲーセンだよね?



僕、入ってみたかったけど、怖い人ばっかいるって感じだから入れなかったんだよね



ちょっと楽しみだな



「お〜ぃ団吾!やろうぜ!」



火讐君が拳銃っぽいものを僕に渡した



「これな、敵が出てきたらここを押して打つゲームだからな」



火讐君は優しい口調で説明してくれた



「わかった…」



すると画面にゾンビがでてきた



これを撃ち殺せばいいんだ



引き金をひいた



画面からパンって音がしてゾンビが倒れた



「すげぇ!うめぇよ団吾!!」



「あ、ありがとう」



嬉しいな‥火讐君に褒められた



ッパンッパンと音と共にゾンビが倒れていく



数分したら火讐君は終わったみたいで僕の方を見ていた



それから数分後、、、



ゾンビの親玉みたいなのが出てきた、それと同時に僕の周りに人ごみが出来ていた



最後に頭をねらって引き金をひくと、ッドンっと派手な音を鳴らして親玉が倒れた



すると周りがどよめき始めた



「すげぇーよ!団吾!!お前って何でもできんだな!!!」



火讐君が僕の肩に腕を回してグシャグシャと頭をなでる



まただ…心臓がドキドキする…



「君、スゴいね。僕にも教えて欲しいな」



人ごみの中から男が出てきた、そして僕の手を握ってきた



鳥肌が立った



すると男は僕の手を引いて火讐君から僕を離すみたいに引き寄せた



「っな…?」



バランスを崩して男にもたれ掛かる形になった



すると男は僕の背中に手を回してきた



「大丈夫?」



ニヤニヤ笑って僕の顔を見てくる



すると次の瞬間



男の顔に右ストレートがはいる



火讐君だ



グォッと言って男が倒れる



「さわんじゃねぇよ!クソ野郎が!!」



火讐君は男に罵声を浴びせた



すると僕の腕を引っ張ってゲーセンをでた



















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