派&灰&野
□三次元の恋人
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「兄貴。どこに行きたいですか??」
「ど…どこでもいいよ」
「じゃあ,俺が行きたいとこでいいっすか?」
「う、うん」
なんか。。。いつもとかわらないいなぁ…
「じゃあ兄貴行きましょう!」
「あ・あのさ…!」
「なんすか?」
「兄貴じゃなくて団吾ってよ…よんで…ほしいな…あ、あと!タメ口でもいいよ…」
火讐君は一瞬きょとんとしたあとにこっと笑った
「じゃあ、行こうぜ!団吾」
「う、うんっ」
火讐君の笑顔は心臓に悪いな…まだドキドキしてる…
「団吾、趣味とかねぇの?」
「しゅ、趣味!?」
「ギャルゲーで女の子と恋をすることです」なんて、口が裂けてもいえない
「趣味は…えーとっ…」
「声優の追っかけ☆」「メイドカフェ通い☆」悪いことしか出てこない…なんかないのかな…なんか…
「お〜ぃ団吾…?」
「へ?ェ?うわぁ!」
ちか…近いよ!火讐君!顔…顔が近いよ!!
「団吾?着いたぜ」
「…へ?」
「だから俺が行きたかったところ」
ぁあ!着いたんだ…よかったぁ
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