通霊王2
□我愛弥
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「ホロホロ……。俺は貴様が好きなんだ……もう一度言う……貴様は俺の事が好きか?」
「お………俺は……」
ドキドキとさっきから心臓が煩い……止まれ!止まるんだ俺の心臓―――!!!
「……俺は…?」
言葉の続きが気になる蓮はじっとホロホロを見つめ続ける
「おっ俺も蓮の事が大好きだ!!!!」
顔を真っ赤にしながら恥ずかしそうに言うホロホロは凄く可愛いかった
それを聞いた蓮は目を少し細め、ニヤと笑うとホロホロにキスをした………―――
「んっ…!?」
キスと言っても唇と唇を軽く合わせただけ
「れ……蓮!?いきなり何だよ?」
そんなキスでさえも敏感に反応してしまうホロホロはかなり純粋
「ふん今日はこれだけにしといてやる、これからは………」
そう言うと蓮は意地悪そうな笑顔をして笑った
その笑顔に不覚にもドキッとしてしまったホロホロだった……―
ホロホロが俺を好きと言ってくれて凄く嬉しかったぞ。
……だが、この事は絶対に口には出さんがな
その代わりに俺がホロホロを一生愛してやる
……これからが楽しみだな
end