通霊王2
□ホロいじり
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───次の日
俺が怒っていることをすっかり忘れた馬鹿は今日は1人ではしゃいでいた
相方のチョコラブは夏バテらしい
「はぁ〜!!!暇だぁ!!暇!」
そう言って俺の前をゴロンゴロン転がる馬鹿
「そんなに暇か?」
俺が話しかけるとピタッと動きを止めこちらを向いた
「あぁ」
「ならば俺が相手をしてやらんことはないぞ」
「まじ!?」
「あぁ」
「じゃあなんする?」
「それは貴様が決めろ」
「えぇ〜…じゃあ人生ゲーム…は二人じゃ無理か…じゃあトランプ!!」
「…まぁいいだろう」
俺の承諾を得たホロホロは走ってトランプを取りに行った
「じゃあババヌキな」
帰ってきたホロホロはケースからトランプを出し配り始めた
「ホロホロ…」
「ん?」
配り終えたカードを取り同じ数のカードを捨てながら話しかけた
「罰ゲーム付きでやるぞ」
「え!?」
「なんだ?負ける気なのか?別に貴様が勝てばいいだけの話ではないか」
「あぁ〜なるホロ!いいぜ!!やろうぜ!!」
こうして罰ゲーム付きのババヌキが始まった
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