派&灰&野
□お酒は二十歳になってから!!
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合宿
っていっても普通の合宿では無い
不良 with 合宿
…だ。
火讐いわく地獄の漢合宿
そんな合宿に巻き込まれた団吾はため息をはく
「はぁ〜なんで僕ばっかが…」
ボソボソとみんなに聞こえないくらいのボリュームでグチをたれる
「どうしたんすか?兄貴」
いつもは鈍感なのにいらないところで敏感な火讐が一升瓶を持って団吾に話しかけた
「いや…なにもない」
「そっすか…」
火讐はチラッと団吾の方を見た
するとうんっとコクッと頷いた
「兄貴も呑みましょう」
火讐は団吾のコップに酒を注ぎ始めた
「っぅえぇ!?」
団吾の反応に火讐は目を丸くして驚く
「どしたんすか?兄貴ならこんな酒一気のみの勢いっすよね?」
そう聞いてくるもんだから団吾はコクッと頷いた
「じゃあどうぞ」
ガラスのコップになみなみと注がれた酒を差し出された
団吾は恐る恐る酒を受け取った
ゴクッと唾を飲み、覚悟を決めたようにグイッと酒を一気に呑んだ
おぉぉ!と言う火讐の声がうっすらと聞こえてくる
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